加圧溶解法により生成した微細気泡の気泡径·数密度

摘要

加圧溶解型微細気泡発生装置では、高圧条件下で液体に溶解した気体が減圧ノズル内およびその下流で発泡し、微細気泡を生成する。本研究では加圧溶解型微細気泡発生装置の減圧ノズル部の液相体積流束および流動様相が生成される気泡の直径·数密度に及ぼす影響を調べる。このため、減圧ノズル下流における気泡の直径および数密度を位相ドップラ法（Phase Doppler Anemometry: PDA）を用いて測定するとともに、減圧ノズル部の流動状態を高速度カメラにより可視化した。