世界で初めて「屋内型エビ生産システム、プラント」の実用化に成功

摘要

長寿で目出度いことを象徴する縁起もので、重要度の高い食用のエビ（海老、蝦、鮫）のなかの「バナメイ」生産を沿岸部や内陸部で行うことができる世界で初めての「屋内型エビ生産システム、プラント」一式の実用化に成功した。（独）国際農林水産業研究センター、水産領域プロジェクトリーダーのマーシー、ワイルダー氏、（株）アイ、エム、ティー専務の野原節雄氏、（独）水産給食研究センター養殖研究所、生産技術部繁殖研究グループチーム長の奥村卓二民ら産官連携の共同研究で、バナメイの屋内型の生産を可能にする方式とプラントの技術確立を達成したもので、ワイルダー、野原、奥村各氏が代表して、産学官連携功労者表彰の農林水産大臣賞を受賞、こんご水産業の振興、循環型社会の実現や地域活発化につながり、さらに食料自給率向上へ寄与することが強く期待されている。