前IMF理事Camdessus氏語る：11億の人々に安全で清潔な水を 途上国に安全な水を供給するには年に1千億ドルの追加支出が必要

摘要

2003年5月14日　 ローマ　 国際通貨基金（IMF）の前常務理事で，フランス銀行名誉総裁であるMichel Camdessus氏は，飢えと貧困の根源に取り組むため，先進国の長期援助と開発途上国の長期政策を求めた。 Camdessus氏は，FAO本部で開催された世界食料安全保障委員会に出席して，きれいな水の重要性を強調するとともに，現在きれいな水のない生活を過ごしている11億の人々に安全な水を供給するため，年に1千億ドルの資金供給が必要であると語った。