世界食料サミットの行動の実践－食料安全保障についてのドイツの新構想－

摘要

1996年11月に，ローマで開催された世界食料サミットは，世界規模での食料安全保障の必要性を開発論争の中心に引き戻した。その結果，ドイツ連邦政府の経済協力開発省（日MZ）は，食糧援助及び食料安全保障に関する構想を最新のものにした。 この最新版は，1997年3月にボンに提出された。 栄養失調は，多くの開発途上諸国で問題になっている。 約8億4，000万人－言い換えると，これらの国の総人口の5分の1に相当－の人々が，健康的で活動的な生活を営む上で十分な食料へのアクセスを欠いている。その半数の人々については，飢餓によって生命が脅かされている。 1，300万人の子供たちを含む約4，000万人の人々が毎年飢餓と，それによってもたらされる結果のために死亡している。