「平成18年における農林水産業に係る自然災害の被害い害状況と対応についそ

摘要

我が国は、気象の変化が激しく、大雪、春先から5月頃にかけての低気圧による突風、晩霜、降電、夏から秋にかけての集中豪雨、台風、冷害や干ばつなど年間を通じて気象災害が発生しているほか、地震や火山噴火によって、全国各地において、毎年多くの被害が発生しています。 平成18年も、昨年12月以降の大雪、5月以降から不順な天候のもと、全国的に日照不足に見舞われ、さらに約2ヶ月以上に渡った梅雨前線豪雨、佐賀県で水稲の作況指数49を記録した9月中旬の台風第13号、10月上旬の台風並みの低気圧と全国各地で農林水産業へ大きな被害をもたらしました。 10月27日現在で農林水産関係の被害総額は、約2，800億円に上っています。