「青果物、花き市場取引信用補償制度」について

摘要

全国の青果卸売市場取扱い金額は、輸入品や産直など市場外流通の拡大等で、平成3年の約5兆7百億円をピークに、平成8年では約4兆4千億円と毎年減少しており、総じて卸売会社の経営は厳しくなっています（図－1参照）。 平成6～8年の中央卸売市場。青果卸売会社の経営においても、営業損益ベースで赤字計上となっている卸売会社は、全体の約1／4を占める状況となっています（表－1参照）。 また、JA合併の進展に伴い、出荷市場集約の動きもあり、卸売会社の経営格差が拡大する傾向となっています。