各地の林業従事者が「現場人シンポジウム」を自主隱一地域生活者の目線で林業再生のあり方を議論一

摘要

森林、林業再生プラン（以下「再生プラン」） 達成に向けた政策のあり方について，現場の目線 で議論しょうという「全国林業現場人シンポジゥ厶」が10月5曰に東京都内で開催された。参加 者は，森林整備や素材生産に汗を流している現場 の林業就業者を中心とした10数名。顔触れは， 森林組合作業班員や林業事業体スタッフ，一人親 方などで，林業産地の役±昜林務職員も1名参加し た。現場従事者はほぼ全員がいわゆるI夕一ン者 あるいはJターン者で，地域的には長野県が最 も多い6名，静岡県が2名，北海道と岐阜県が1 名ずつ。その他東京周辺から何人かのォブザ一 バーが参加した。この会議の特徴は，参加者が全く自主的に開催 を企画したということである。参加者の地域が、一 部に限られるにしろ，林業の現場従事者が国の政 策のあり方を議論するために集結するというのは, おそらく初めてのことではなかろうか。