さいたま巿における年齢階層別の熱中症発生曲線の推定一2005-2013年の日別データを用いて一

摘要

既往研究により，熱中症の発生様態が年齢階層によって異 なること力;，身体生理および統計分析の両面から示されている.本研究で は，この年齢階層間の違いを日最高気温に対する「熱中症発生曲線」の推 定として定量化した.また，推定にあたり埼玉県さいたま市のデータを用 レゝたが，結果得られた曲線を国内の他都市に適用して実際の発生数と比較 することにより，熱中症発生様態の地域差について検討した.