農業は食育をどう受け止めるか？崩壊しっつある食と農の再建に向けて

摘要

昭和60年の第17回全国農協大会において「生活活動基本方針」が決議された．農村社会混住化進展に伴い、54牛第15回大会で議論された「異質化した組合委員、多様なニーズに対応」することをさらに発展させる形で、「地域住民との連帯と農村地域環境の整備」を重点的に実施するためである．その具体的内容として「高齢者の生きがいをつくり、次代を育てる活動、心の豊かさを深める活動、ふれあいを深め、住みよい地域牛活を築く活動」なとが提案された．組八日目貝や非組合員、子どもたちのために「協同」の精神を発揮して地域作りの小心に農協が責任を果たすという誇らしい宣言であった．