水田作にかかる技術開発の動向と普及への取組-今後の農業技術開発、普及機能のあり方に関する研究会(第10回）-

摘要

第10回「今後の農業技術開発、普及機能のあり方に関する研究会」を平成24年1月 18日（水）三会堂ビル7階の大日本農会会議室において開催しました。本号では（独) 農業、食品産業技術総合研究機構理事寺島一男（てらしまかずお）氏の話題提供の 概要を紹介します。次号では意見交換の概要を紹介します。座長（八木）これまで，わが国の農業技 術の開発、普及は，国 が基礎的な研究，都道 府県が応用的な研究 を担い，その実証に専 門技術員が取り組み， その成果を普及指導 員が農家へ普及するという流れの中で，進展してきたと言われて います。しかし，近年その状況が大きく変化 しているのではないかとも考えられます。本 日は，基礎研究の担い手とされる農研機構の 寺島一男理事に「水田作にかかる技術開発の 動向と普及への取組」をテーマに卓話をいた だきます。