レタス用半自動多条移植機の開発

摘要

野菜作の機械化は水稲作に比べて遅れている。 その揮由は種類が多様で産地ごとに栽培様式が異なつているためとされている。 すなわち，農業機械の新規開発には多人な予算と時間が必要であり，少吊品目ごとに機械開発していたのでは採算割れしてしまうためである。この観点から農林水産省で平成6年頃主要野菜の標準栽培様式を設定し，栽培様式をある程度限定することで機械開発を促進することとした。 野菜の全自動移植機はこうした背景のもとに農機メーカーが開発したものである。