花き産業振興方針（中間とりまとめ）について

摘要

「花き産業振興方針」は、食料、農業、農村基本計画を踏まえ、10年程度先を見通して、花き産業の振興のための基本的な方針と具体的取組等を示すものとして、平成12年11月に策定され、その後、花きを巡る環境の変化等を踏まえ、平成17年3月に新たな花き産業振興方針が策定されている。　その後、約4年が経過しているが、その間、花きの需要および国内生産は減少傾向で推移するとともに、外国産の品質向上、安定的な供給ニーズを背景に切り花を中心に輸入の増加が続いている。また、今後も人口構成やライフスタイルの変化、市場法の改正、ITの浸透、品質保持技術、ノウハウの向上等により、花き産業の在り方も変化することが予想され、同方針も新たに見直しを図る必要がある。