地元建設業者などによる地域振興 －上越市浦川原区、ファーストファーム㈱の農業参入－

摘要

新潟県東頚城農業特区（現、越後里山活性化特区）の旧、浦川原村（現、上越市浦川原区）には、建設業者二枚が農地リース方式で農業参入している。 そのうちの一社、ファーストファーム㈱（蓑和章社長）は、農業特区への参入のために新設された農業目的の株式会社である。 中心になっているのは、浦川原区内の蓑和土建で、出資金の八割を出資している。 残りの二割は、行政書士、旅館業、農畜産業、酒造業という地元の自営業者四人が均等に出資している。