ヤマトイモの栽培埼玉県における栽培技術

摘要

ヤマトイモはつる性の植物で、いもの頭部に璽牙点ができる。 新いもは吸収根の下部に着生し、八～九月に整形肥大する。十一月頃成熟完了すると休眠にはいる。 いもの分割とむかご（球芽）による方法もあるが、いもを分割して用いる。 普通栽培いもの中から、首部、または小型で形状のよいものを種いもとする。 種いもの形質が直接影響するため、良質ないもを選ぶ。 耐寒性が弱く、高温多湿を好み、発芽、生育には一七℃以上を必要とする。 根は浅根性で乾燥に弱い。