庭の梅の木

摘要

ウメという果樹はふつうの果物とちがって酸味の強い糖分の少ない点で，特長があります。 ①若いころ庭の中心にウメの老木がありました。 本当の老木で施肥も勢定もしないので，花はよく咲きましたが，果実は大きいけれど豊産ではありません。 しかし果実がうれると甘く，これを食べていました。 自然のウメの味をあじわえたのはそんなことからでした。 ②東京に移って借家住まい。 協会をその借家においたのはご承知の通り。 はじめは世田谷区下馬町。 ここは狭くて庭は少し。 そこに巨峰第1号（研究所以外の所で）を植えたのです。 半日陰のところに植えるしかなく苦労しました。しかしここに成ったのです。これこそ栄養週期理論のおかげ。 これを見とどけた人が多分10数名はいます。