マイペースで楽しく、長く長く続けられる酪農を 目指た!

摘要

関牧場がある群馬県中之条町 は県北東部に位置しており、豊 かな森林に囲まれた中山間地域である。1955年に祖父博さん（故 人）が乳牛1頭から始めた酪農 を現経営主である父紀道さん (63)が引き継ぎ、「土づくり、 草づくり、牛づくり」の信念を 貫いて、母とく江さん（62)と 共に土地基盤に立脚した堅実な 経営を築き上げてきた。2013年 には4人きようだいの次女千鶴 さん（33)が、離農した長男に 代わって「牧場を守りたい」と 一念発起。東京の会社を退職し て実家に戻り、酪農後継者とし て就農した。現在は経産牛56頭、 喃育、育成牛34頭を家族3人で 飼養している。「マイペースで 楽しく、長く続けられる酪農を 目指したし)」という千鶴さんに、 牧場の歴史や就農のきつかけ、 酪農に対する思いなどを聞いた。