ほだ木作りの見直しから

摘要

中国地方における平成"年産春子の作柄は、2年続けての不作となり、指数で前年比75%と全国め中で最も悪い。；島根県、広島県、山口県では、発表された数字より幾分悪いのではないかと推察される。不作の原因として次の点が挙げられる。①原基形成期の降雨不足。8月からS月の.3力月間で平年は409 、 6ミリであるが、昨年は207ミリ、平年の.5%と極端に少なかつた(図①)。②新ほだ木(駒菌では2年ほだ木、形成菌は1年ほだ木)のほだ化遅れによる発生不良。③きのこの芽切り、成長時期の極端な寒暖差による生育障害。④採取時期の3月から4月において降雨が多く、終始雨子採りとなり、乾燥歩留まりが悪く、平年よりも一箱当たり4キロは軽いきのことなった。