養鶏管理システムの発展と現状 精密さが求められるシステムが発展

摘要

鶏の飼養管理システムは、近年ますます機械化されてきた。 産卵用ケージの給餌、給水システムも自動化して、除糞、集卵についても同じように発展がみられている。 　 集卵装置は卵殻ダメージを少なくした装置が開発されているが、ケージ前面では衝突等による卵殻のひびが依然として問題として残されている。 　 ブロイラー育成では平飼い床での給餌、給水システムも次々と開発され、飼料利用性の改善に役立っている。 またりター（敷料）の状感に役立つものもあり、これによって胸部水腫等の予防にも寄与している。