バチルス、ズプチリス水和剤粉体のハウス内噴射によるトマトかいよう病の防除

摘要

トマトかいよう病はClavibacier michiganensis subsp．michiganensisによる細菌性病害である。本病は，種子や膵病残漆に保菌された病原菌が，植物体上で増殖した後に感染し，さらに育苗床や本圃での接触や水の跳ね返りによって伝搬するも。しかし，施設栽培での病原菌の動態はこれまで明らかではなかった。　筆者らはこれまでに，相対湿度100～70％の条件下で接触状態にあるミニトマト西岡でのトマトかいよう病菌の伝搬ぉよびバチルス、ズプチリス水和剤500倍液散布のトマトかいよう病菌伝搬抑制効果について報告した。