草もの締め込み

摘要

キンポゥゲ科の常緑多年草。野草とは思えない美しい花で、性質も丈夫で育てやすく、品種も多くて栽培が楽しい種です。昔から小型山野草の代表格として広く愛培されています。今回は造形美を感じさせるミャマ才ダマキ、うつむいて咲くフゥリンオダマキ、鮮烈な赤花を咲かせるカナダ才ダマキの3種がミー|小鉢に仕立てられました。オダマキの仲間は葉も美しいので、開花期に花茎が長く伸びるのは仕方ないとしても、それ以外の部分はできるだけコンパクトに仕立てたいところ。細かい用土、小さな鉢でできるだけ引き締めてつくります。太い根はできるだけ切り外し、やや高植えに植え付けるのがコッ。なお才ダマキ類の株はなかなか大きくならずヒコ生えも出ないので、株分けがあまリ期待できません。植え替えの度に少しずつ大きな鉢にゆるめて株を維持し、早めに実生で殖やしておきましょう。