2008年の気候の特徴と今後の予想について

摘要

2008年の春は寒気の影響が弱く気温は高く経過しました。夏は太平洋高気圧が強かったため，梅雨入り、梅雨明け共に早く，高温と少雨になりましたが，大気の状態が不安定となり，局地的な大雨がありました。秋は，9月と10月は高気圧に覆われる日が多く，気温は高く，降水量は少なく，日照時間は多くなったものの11月は寒暖の変動が大きく，中頃に北部の山地を中心に大雪となりました。冬は強い寒気の南下も少なく暖冬となりました。以上のことから2008年の平均気温は高く，降水量は少なく，日照時間は多くなりました。