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【24h】

大腸癌における抗EGFR抗体薬のバイォマーカー

机译:抗EGFR抗体药物在大肠癌中的生物标志物

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摘要

治癒切除不能な進行·再発大腸癌を対象にする分子標的治療薬に,抗EGFR抗体薬であるcetuximabとpanitumu-mabがある。抗EGFR抗体薬はリガンドのEGFRへの結合を阻害し,リガンドによる受容体チロシンキナーゼの活性化およびその下流のRASを介する細胞増殖シグナルを抑制する。抗EGFR抗体薬は海外の臨床試験で,KRAS遺伝子に点突然変異のある大腸癌で治療成績が期待できないことが示されているが,KRAS遺伝子に加えてBRAF遺伝子,PIK3CA遺伝子などでもバイオマーカーとなり得るかの検討が行われている。また,cetuximabはIgG_1抗体であり,その治療成績の一部は抗体依存性細胞介在性傷害反応(ADCC)に依存し,Fcgamma受容体の遺伝子多型に影響を受けるとされている。今後,KRAS 遺伝子とともにEGFR下流遺伝子やFcgamma受容体の遺伝子多型を検討することは,大腸癌の個別化治療をさらに前進させるものと期待される。
机译:不可切除的晚期/复发性结肠癌的分子靶向治疗剂包括抗EGFR抗体药物西妥昔单抗和帕尼妥单抗。抗EGFR抗体药物抑制配体与EGFR的结合,并抑制配体及其下游的RAS介导的细胞增殖信号激活受体酪氨酸激酶。国外临床研究表明抗EGFR抗体药物不能预期KRAS基因发生点突变的结肠癌的治疗结果,但除KRAS基因外,BRAF基因,PIK3CA基因等也可用作生物标记。正在检查是否获得它。此外,西妥昔单抗是IgG_1抗体,其某些治疗结果取决于抗体依赖性细胞介导的损伤反应(ADCC),并受Fcgamma受体基因多态性的影响。将来,研究EGFR下游基因和Fcγ受体以及KRAS基因的基因多态性有望进一步促进大肠癌的个性化治疗。

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