創、改作テクニック

摘要

今年は、創作性の高い改作、時には苗的なものを 使った斬新的な創作も突えてみたいとも思いますの で、皆さんもチャレンジしてみて下さい。また、取 材の都度、作家の心に残る言葉輕聞いて行きたいと 思います。参考にもなると思いますので、ご覧下さい。この素林の一番目に付くものは立ち上がりの枝群から大きく伸び出す幹です。この幹が活かせるなら何とか使いたいものですが、この幹にこだわりすぎると、本当のこの樹の見所は、なかなか見えてこないものです。こんな素材と出会った時、そうした目立つものが無ければどう見えるかを考えてみることです。それがいかに思い切りの必要な作業であっても。そうしたら次の目立つもの、この素材が活かせる構想も見えて来るものなのです。新たな主幹を決めた段階で、諸星氏は、主幹を元から切る構想でしたが、創作という意味で、敢えて天ジンに残してみるとど、つなるのか見せて頂くために、ジンに削ってもらいました。正面左の幹を主幹に立て替える以上、右側面の正面構想は消えていたのですが、切るのはいつでも切れるからと、スタッフの要望に応えて頂いたのです。この素材の構想を悩ませていた主幹だけに、使い道もあるのではとスタツフは考えたのです。