台湾産コチョウラン苗等で発見されるウイルス病様症状の調査

摘要

外国から輸入される種苗類は、検査後に直接国内の囲場等に植付けられることから、万一それらに病害虫が付着していた場合は、国内でまん延するリスクが高いため、厳重な検疫が必要である。また、苗類の検査では迅速で的確な合否判定が求められるが、多くの苗類における検疫有害植物の検査指標は未整備である。 ·饯长恰⒔辍⑻ㄍ澶檩斎毪丹臁ⅴΕぅ毳共斨⒆搐_認される事例が増加しているコチョウラン等のラン科植物苗について、肉眼でのウイルス病様症状の確認による病原ウイルス識別の可否及び検査現場に導入可能な検定法の検討を行った。