水産総合研究セジターのジーンバンク活用マニュアル水産生物ジーンバンク事業の 保存株を利用してみませんか？

摘要

水産総合研究センターでは、「水産生物遺伝資源保存事業」として、生物餌料となるヮムシや微細藻類をはじめ、産業とじて重要な大型海藻類(アマノリ類やワカメ、コンブなど)や水産業に関わりの深い一部の微生物を収集し、その特性を調べて、利用価値の高い株を配布していま公的機関のみならず、民間企業の皆さんや個人で養殖業などを営まれている皆さんにも広く利用いただけ今回から4回にわたり、この事業の概要、そして、より事業の内容を理解していただくために、生物餌料を扱う機関からの具体的な事業活動の例をお知らせしたいと思います。海藻類や微生物などを対象に保存-配布をしている機関もありますが、今回の連載では、本誌読者の皆さんが最もィメIジしやすい生物餌料を取り上げてみました。この連載を機会に、私たちの活動を知っていただき、公開している株を利用していただければありがたいと思います。