促成イチゴのロックウール栽培における定植後の花芽分化促進技術

摘要

促成イチゴのロックウール耗培において、仮植活着後に直ちに栽培ベツドへ定植し托養成を行った後、窒素削限と短日処理、板圏冷却によって安定的に花芽分化を促進させることが可能である。 促成イチゴのロックウ－ル栽培においては専用の短日低温処理設備を用いた花芽分化促進技術が普及している。 通常、1回当たりの処理宙数を増やすために処理期間中は密植状態に置かれる場合が多く、苗の消耗や徒長を起こしやすい。 そこで、養分コントロールが容易なロックウールの特性を活かし、定植後に栽培ベッド上で株の養成と窒素制限を行い、短日処理、板圏冷却によって花芽分化促進を行う技術について検討する。