商品価値を損なわない、牛体に優しい輸送とは －家畜輸送のプロフェッショナル、本多昌次さんに聞く－

摘要

30年以上にわたる実経験により、家畜に優しい輸送ノウハウを蓄積してきた㈱昌栄（本社＝群馬県佐波郡玉村町大字福島1209－2）。自社オリジナルスペックの15t家畜輸送車を50台保有し、北海道から九州まで全国くまなく網羅0肥育牛や経産牛をと畜場に輸送するほか、素牛を肥育地へ、繁殖雌牛を公共放牧場へ、妊娠牛を酪農家へと、さまざまな輸送を行う。種雄牛や種豚を運ぶこともある。いずれにしても、「基本は、いかに商品である家畜にストレスをかけないように運ぶかにある」という。年間10万頭の牛を輸送する同社の本多昌次代表取締紗こ家畜輸送のノウハウを聞いた。