東京農業大学動物発生工学研究室

摘要

東京農業大学は、私立大学で唯一の農学に関する総合大学であり、今年で創立113年を迎えました。 1891年、東京農大の原点「徳川育英会農業科」は、現在のJR中央線の飯田橋駅の地で産声を上げ、東京都文京区に移転して、東京農学校として設立されました。 その後、東京農業大学となり、第二次世界大戦後に世田谷区の今のキャンパスがある場所に移りました。1989年に北海道網走市にオホーツクキャンパス、1998年に神奈川県厚木市に厚木キャンパスが開設され、現在3キャンパス体制となっています。 同時に、農学部は改組されて、農学部、応用生物科学部、地域環境科学部、国際食料情報学部、生物産業学部、短期大学部の6学部19学科となり、学生、院生ら13,000名が学ぶ農学の総合大学に成長しました。 応用生物科学部に属するバイオサイエンス学科は、本学では最も新しい学科として平成10年に新設され、今年で7年目を迎えました。 本学科は、4分野（微生物、植物、動物、生体機能分子）、6研究室で構成されています。 遺伝子工学、分子生物学などの先端的分野の技術を駆使し、生命現象を細胞、分子レベルで解明し、それらを応用に結びつける研究、教育を行なっています。