第35回生産者を応援するサポーター制度宮城県白石市「蔵王ありが豚」

摘要

宮城県女川町の避難所へボランティァに行って きた。震災の後、自分なりに何か手伝えることは ないかずつと考えていたところ、被災者の心のケ ァとして読み聞かせボランティアを募っていると いう話があり、フリーアナウンサー仲間数人と参加したのだ。4月末当時750人が暮らす女川,の 体育館の様子を目の当たりにして、正直、想像以 上に衝撃を受けた。お邪魔したのはほんの数時間だったが、今もそのときの様子が目に焼き付いて 離れない。段ボールの仕切りと毛布、身の回りの わずかなものだけで2力月以上過ごす人たちの中 には、家族がまだ見つからない状況で、笑顔さえ 見せて私たちを迎え入れてくれた方々もいた。想 像を絶する苦難を静かに受け止める本当の人間の 強さ、心のしなやかさを教えてもらった。