料理店と生産者の連携による効果的な －群馬、五穀牛を用いた多様なメニュー展開－

摘要

鉄板プレートから勢いよくはじけるハンバーグの肉汁が、プレートを覆っているアルミホイルを越えて飛んできそうになる。シズル感あふれるシーン。　群馬県太田市にあるダイニング、カフェだいだい「橙」。美術館を思わせるような外観をした同店は、平日の午後そして小雨のパラつく天候ながら、ランチを楽しむ主婦層などでにぎわっていた。　同店で使われている牛肉は、「五穀牛」という名の群馬県産の交雑種の肉である。メニューには牛刺しやローストビーフ、牛肉100％ハンバーグなどなど、バラエティに富んだ牛肉料理が並んでいる。中でも、ローストビーフは5月末からメニューに登場した新商品だ。