食の安全、安心と資源循環を目指す経営管理技術を評価－経営管理領域の拡大に注目－

摘要

今年度の全国優良畜産経営管理技術発表会には20道県の地方審査委員会より、酪農9事例、肉用牛繁殖6事例、肉用牛肥育2事例、肉用牛一貫経営2事例、養豚7事例の計26事例の推薦があった。 魅力ある優秀な経営が多く、審査委員会では例年以上に審査に苦慮し、一部経営について評価が分かれ、投票によって決定したことを報告する。これら推薦事例について、第1回審査委員会で書類審査を行い、最優秀賞、優秀賞候補として12事例を選考した。 そして、今年は12事例全部について、書類内容で把握できなかった項目、審査上で必要な項目について現地確認を行った。 第2回および第3回の審査委員会を経て、先はどの発表内容がこれまでの審査内容と相違ないことを確認し、最終的に最優秀賞4事例、優秀賞8事例を決定した。