オリンパス赤字転落映像は増収·赤字圧縮

摘要

オリンパスは旧臘14日，損失隠しの発覚で延期していた2011年9月中間連結決算を発表し，最終（当期）損益が323億円の赤字（前年同期は38億円の黒字）に転落した。過去5年の決算も過去の損失隠しを反映させて訂正し，いずれも債務超過は免れたが，9月末の純資産が大きく減るなど財務状態の厳しさが浮き彫りになった。決算書類の提出期限（14日）には間に合ったものの，最終的な上場維持の可否は，東京証券取引所が有価証券虚偽記載の悪質性などを審査して判断する。