甘くてやわらかt、ゆで豆向きのジヤンボ落花生「おおまさり」

摘要

わが国における落花生の2010年の作付面積は7, 720 ha,生産量はむきみ換算で10, 210tである.そのうち 千葉県の作付面積は5, 690haで全国の74%を占めてお り.全国一の落花生産地である。2010年における県内 の品種別の作付面積割合は，「千葉半立」力《64%, 「ナ カテユタカ」が28%と食味に優れた，煎り莢用の品種 が中心である。一方で食の多様化から従来の煎り莢以 外に，ゆで豆の消費も伸びており，1995年にゆで豆用 の品種「郷の香」が育成され，レトルトゆで落花生な どの新商品が開発されている。さらに，千葉県では 2007年に極大粒のゆで豆用品種として「おおまさり」 を育成した。そこで，「おおまさり」の育成経過と特 性について紹介する。