わん曲集成材の新しい製造方法（その2）

摘要

わん曲集成材の多くは，大規模木造建築物などrn構造部材としての使用にとどまっている。わん曲rn集成材を建築物などに使用することによって，曲rn線の持つ柔らかな雰囲気を作り，製品の個性化やrn差別化を図りやすい。しかし，例えば戸建住宅，エrnクステリア，インテリアにわん曲集成材を使用するrn場合，通直集成材と比較して価格が10倍以上になrnり，需要促進を阻害する大きな要因となっている。rnわん曲集成材が高価なのは，製造に大変な手間をrn要するためだが，少量でもこの価格で流通しているrnのは，それだけの価値があるからだと考えられる。rnそのため，これまでのわん曲集成材の製造方法を見rn直してコストダウンを図ることで，利益率が高く，rn需要が期待される木製品となる可能性がある。