容器包装リサイクル制度から現在に至る元気ネットの取組

摘要

1995年「容器包装リサイクル法」が制定されたのをきつかけに、全国各地でリサイクルの活動がさかんになった。私たちの団体は、巿民•行政•事業者•専門家とゆるやかにつながることで、ごみ問題の社会的課題をパートナーシップで解決したいと、1996年「元気なごみ仲間の会」として発足し、2003年に「NPO法人持続可能な社会をつくる元気ネット」となった。2001年に「巿民が創る環境のまち"元気大賞"」という表彰制度を環境省の地球環境基金を活用しながら創設した。12年間に全国各地から応募いただいたプロジェクトは、600に及ぶ。元気大賞事業は、表彰するだけでなく、翌年受賞地域を訪問し、地域の方々と交流を図りながら受賞活動を学び合うこと力5'特徴と言える。この活動を通して、各地に容器包装を始めとする環境の取組について共に情報交換できる連携の輪ができ、今も協力し合える関係が続いている。