瞬時電圧低下補償装置用電気二重層キャパシタ

摘要

1978年、松下電器産業（株）によってコイン型として初 めて商品化された電気二重層キャパシタ（以下；EDLC） は、メモリバックアップ用途などで着実に市場を獲得し、 生産量は増加してきた。1990年代後半になると、単セル 容量1,000F以上の製品がエネルギーの貯蔵・平準化・回 生といったキーワードで新たな市場・用途開発を目指し た多くのメーカーから登場するに至った。当社もその中 の1社であり、1999年に大容量セルを使い、多数個直列 にして電圧均等化回路を内蔵した製品単位である「モジ ュール」を開発・販売した。