超伝導磁気相転移の新現象を発見

摘要

（財）国際超電導産業技術研究センターrn（ISTEC）と九州大学は8月25日、開発rn中のY系超電導線材＊1において、今まrnで知られていなかった超電導体の新たなrn磁気的相転移現象が発現すること、そのrn結果として、第二種超電導体＊2に特有rnの履歴損失＊3（交流損失の主因）が従来rn理論から逸脱し大幅に低減することを、rn世界で初めて見出したと発表した。rn　この発見は、従来理論に基づくY系rn超電導線材の低損失化の指針を根底からrn覆し、新たな材料学的開発指針を与えるrnとともに、各種超電導の応用開発にも革rn新をもたらす新現象の発見と期待されrnる。rn　従来、第二種超電導体は、電流、磁界rnが一定である直流磁界中では、電気抵抗rnに起因したジュール発熱がゼロで通電がrn可能である（ただし、オン／オフ時などrnで磁界変動、増減の際は磁化・履歴損失rnがある）。