多機能抽出装置と殺菌装置NT式熱交換器

摘要

食品の「飲料」や「だし」の製造設備で主な役割を担っている「抽出装置」と「殺菌装置」に対して，株式会社イズミフードマシナリ（IFM）の特徴のある製品，「多機能抽出装置」と「殺菌装置NTプレート式熱交換器（熱交）」について説明する。食品業界では対象原料の種類および用途に応じてさまざまな抽出装置があり，それぞれにおいて設備の特徴も異なる。食品業界で使用される抽出原料の種類としては，飲料用ではコーヒー豆およびお茶類の茶葉，だし用では魚類の節および乾燥コンプなどがある。また，抽出液の用途は缶・ペットボトル飲料およ、び菓子・アイスクリームなどへの添加物，ストレートめんつゆ，濃縮つゆおよび業務用の高濃度エキス等々，多岐にわたる。したがって，設備としての特徴も原料や用途に応じて異なり、要求される機能が異なる。