シニア会員活性化へ向けた九州支部での取り組み

摘要

シニア層活躍への期待は，周知のとおり会員の減少，高年齢化という現実的な問題からきてはいるが，社会全体からの要請でもある。また，退職後も社会へ貢献していきたいという，個々の会員の強い思いがあることもしばしば耳にするところである。このような課題·期待に対して，効果的かつ持続できる行動を起こすためには，当事者=シニア会員が「どのような認識を持っているか」「行動が可能か」ということについて胸襟を開いて語り合い，実現可能な策をとりまとめることが肝要と考え，九州支部において，グループ討議方式による「シニア会員交流会」を開催した。本報告は，この会の結果とその後を紹介するものである。