私の現場記録ブレーカ投入順で起きた三相短絡事故

摘要

休日の作業が完了して図1の動力および制御回路の各電源の遮断器を(A)(B)(C)の順番に、すばやく投入した。最後に制御回路©の電源CP-3を投入したと同時に、目の前の配電盤内は火花と大音響が発生して投入操作をした者は、しばらくの間、耳が聞こえなくなつていた。自分は配電盤室から20m離れた室外で送電を待っていたが、その瞬間は鈍い音とともに周囲の蛍光灯照度が一瞬低下して暗くなるのを確認した。事故現場の状況は次のようであつた。(1)MCCB-1500 A(図1の(A))とMCCB-2225 A(図1の(B))がトリップして動力回路は全停電していた。