横浜港を市民の誇れるきれいな海へ: ヨコハマのきれいを海づくりの取わ組みにらいて

摘要

横浜港は、市民にとって身近な存在であり、ヨコハマの重要な観光資源でもあります。かつて、高度成長期には、人口増加に伴い、公共用水域の水質の悪化が社会問題になり、生活環境改善のニーズが高まりました。昭和46年の公害国会での法整備以降、下水道の急速な普及拡大により、今日では、本市の下水道普及率は概ね100％まで整備が進み、横浜港の水質改善に寄与してきました（図-1）。