管路マネジメント: 管路管理の第二ステージに向けて

摘要

(公社)全国上下水道コンサルタント協会では平成27年に発表した「ビジョン2015-2025」で掲げた目指す姿"これからの上下水道サービスの担い手としての挑戦"の実現に向けて「中期行動計画」を策定し、本年はその第二期中期行動計画(2019-2021)の最終年度にあたる。建設の時代から維持管理の時代へと言われて久しいが、令和となって改めて持続的な上下水道経営がなされるよう的確なアセットマネジメント支援等により、幅広い対応を目指している。なお、第二期中期行動計画の基本的な考え方は下記のとおりである。1.水をベースとした都市づくり2.変化に柔軟に対応、リスぺクトを受ける存在に3.国等の新たな動きへの素早く的確な対応4.水のトータルコーディネーターに5.効率化と品質向上の両立6.対外的な視点と水コンサルタント内部の視点、両面からの改革•進化7.経営基盤の確立8.「令和」とともに上下水道インフラの第二ステージがスタート。