スマホ関連が大幅増 PC関連と民生が低迷

摘要

台湾の大手EMS企業、ペガトロンは、2014年第2四半期(4〜6月)業績を発表した。1〜6月の累計売上高は前年同期比ほぼ横ばいの4311億台湾ドル、営業利益は同43%増の108億台湾ドルとなり、大幅な増益となった。売上高構成比で稼ぎ頭の通信機器分野が大きく伸長し、収益改善に寄与した。4〜6月期の売上高は2124億台湾ドルとなり、1〜3月比3%のマイナス成長となった。コンシューマーならびにスマートフォンなどモバイル関連機器から構成される通信機器分野が堅調に推移したが、コンピューター関連が想定より低調だったため、減収となった。