13年のパネル市場予測 中小型の出荷19％増 ディスプレイサーチ調べ

摘要

エヌピーディー•ジャパン㈱ディスプレイサーチ事業部(東京都港区高輪3-23-17、☎03-5798-7303)は、7月30～31日に開催した「第25回ディスプレイサーチフォーラム」で中小型パネルの最新巿場予測を発表した。2013年の中小型AMFPDの出荷数量は、12年の20億6160万枚から19.5％増の24億6300万枚と2珩成長を見込む。アプリケーション別に見ると、13年の携帯電話用FPD市場は特筆すべきマイナス要因がない一方で、スマートフォン(スマホ)のセット生産へのシフトが加速。サムスン電子とアップルの2強ブランドに向けた出荷の伸びを含め、総出荷数量で15％増の高い伸びを示すと予測した。表示容量では、今年に入り中国•新興国向けを中心にWVGA(800/854×480)が急速に出荷数量を増加させており、今後の低～中価格帯スマホの主流になる勢いだ。