パナソニック プラズマ子会社特別清算で解散

摘要

パナソニック㈱(大阪府門真市大字門真1006、06-6908-1121)は、プラズマディスプレーパネル(PDP)の生産子会社であるパナソニックプラズマディスプレイ㈱(PPD、大阪府茨木市)を解散し、特別清算を行うと発表した。すでに事業活動を停止しているが、その後の所有資産の処分が完了したため清算を決めた。2017年1月末に決了の予定。これにより、一時は液晶とFPD市場を二分した同社のPDP事業は名実ともに終焉を迎える。PPDは2000年に松下プラズマディスプレイ㈱として設立され、08年に現社名に変更した。工場に加えて05年に尼崎工場(兵庫県尼崎市)を設立し、07年に第2工場、09年に第3工場を稼働して事業規模を拡大させた。