インドスマホ出荷 1〜6月は5100万台 中国スマホのシェア上昇

摘要

調査会社のIDCインドは、インドの2016年1～6月期のスマートフォン(スマホ)市場が5100万台に達したと発表した。シェア1位はサムスン、2位は地場メーカーのマイクロマックス。3位以下はインドの地場メーカーと中国メーカーの混戦だが、中国メーカーのシェア上昇が目立った。4～6月期の出荷台数は2750万台。1～3月期の2350万台と合わせ、1～6月期は5100万台となった。15年の年間1億台と比較すると、拡大ぺースはあまり早くない。1～3月期は前年同期比5.2%増、4〜6月期は同3.7%増と2桁成長には及ばなかった。「インドは消費者の格差が大きく、まだ携帯電話を購入できない下位のカースト層人口も多い」(スマホ電子部品営業担当者)という。