真空採血管SQはシェア70％メディカル棟建設で開発促進

摘要

徳山積水工業(株)(山口県周南市開成町4560、0834-63-0188)は、先の東京オリンピックの年である1964年に、積水化学グループ初の原料部門企業として設立された。創業以来、塩化ビニール樹脂をメーンとする合成樹脂の生産を行ってきた。さらに、85年からは真空採血管に代書れる医療機器の生産を開始し、メディカル部門にも進出した。2002年には、培ってきた重合技術や設備技術を生かし、新しい機能を持ったアクリル樹脂の生産も開始している。資本金は10億円。現在の株主は積水化学工業70％、東ソー30％となっている。同社を率いる代表取締役社長の三宅隆雄氏に話を伺った。 —京都·西陣のご出身ですね。