スマホ向け好調、中国トップ5に採用IGZOの医療用パネルを年内出荷へ

摘要

Tianma Japan(株)(TMJ、川崎巿鹿島田1-1-2、☎044-330-9933)は、中国•天馬微電子の完全子会社。2017年に「NLTテクノロジー」から社名変更し、巨大グループの一翼を担っている。代表取締役執行役員社長の于德樹氏に事業状況や製品展開などを伺った。——足元の事業状況から伺います。于19年度上期の事業状況を見ると、目標数値には若干の未達となりそうだ。1〜3月期が弱含みだったことに加えて、5月に起きた米中貿易摩擦の問題が長引き、お客様の事業展開も慎重になつてきている。7〜9月期も5〜10%下回る見通しで、通年の売上高は18年度比10%弱のマイナスになるとみている。米中貿易摩擦の影響は、欧米のお客様ではないが、日本のお客様が慎重な姿勢にあり、アジア圏ではマイナスに響いている。——天馬グループ全体として車載向けに注力しています。