張家港工場を増強 MOCVD 6台追加

摘要

中国のLEDメーカー、華燦光電股份(湖北省武漢市武漢東湖囯家高新技術開発区濱湖路8号、+86-27-8266-8866)は、約3億元(約50億円)を投資し、江蘇省張家港のLEDチップ工場を拡張する。赤黄色LEDチップの製造用に6台のMOCVD装置(2インチウエハー換算で年産能力48万枚)を追加する。同社は湖北省武漢市を本拠地とし、青•緑色LEDチップを製造する中国資本のメーカーだ。武漢工場は、2インチのサファイアウエハーでの製造に対応するMOCVD装置を37台を保有している。2012年8月、江蘇省張家港に新工場の投資を決定した。張家港経済技術開発区に建設され、4インチウエハー対応の青緑色LED用MOCVD装置を32台導入した。張家港工場の生産ラインは調整段階にあり(13年10月末時点)、年内に量産体制に移る。この生産ラインの立ち上げ資金の不足を補うため、10月下旬に5000万元(約8.1億円)を増資した。