●SMICとJCET バンピング新会社深圳に工場を建設

摘要

中国ファンドリー最大手のSMIC(中芯国際集成電路制造、上海市)·とOSAT(半導体組立検査受託会社)最大手のJCET(長電科技股份、江蘇省陰江市)が共同出資で設立するバンピング製造の新会社は、300mmウエハー対応工場を広東省深圳巿に建設する見通しだ。両社は2月20日、300mm対応のバンピング専業の共同出資会社の設立を発表した。資本金は5000万ドル(約51億円)で、SMICが51%、長電科技が49%を出資する。投資総額は1.5億ドル(約153億円)を見込む。発表当時は、江陰市の長電科技の工場敷地内に新工場を立ち上げるとの観測が持ち上がった。しかし、実際は「バンピング工場の建設地は深圳になる」(製造装置メーカー営業)ようだ。新会社は300mm対応のバンピング製造ラインを設置し、2015年から生産を開始する見通しだ。